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院長のごあいさつ

大阪回生病院は1900年に現在の中之島に設立され、当院の院是である「一視同仁 博愛慈善」に基づき、大阪の発展とともに病院も歴史を積み重ねてきました。1966年に大淀区(北区)豊崎に移転した後、現在は淀川区の新大阪駅北側に隣接する場所にあり、JR、地下鉄、新幹線の新大阪駅より2分ほどで歩道橋から直接病院玄関に到着することができるアクセスの良い立地にあります。

急性期病院としての役割

当院は急性期病院、2次救急指定病院として急性期疾患をきっちりと診断、治療を行うため、医師をはじめ職員一同、24時間体制で診療に当たっています。救急搬送数は年間3000件を超えていますが、今後の高齢化社会では救急医療の果たす役割はますます重要と考えています。設備は128×2列マルチスライス撮影可能なCTを揃え、2020年5月には3テスラのMRIを設置し、最新式の機器をフル活用しながら今後も地域医療に貢献したいと存じます。

充実した専門科

睡眠医療センター、眼形成手術センター、形成外科、皮膚科など特徴のある診療科があり、遠方からも患者さんが来院されます。しかし、受診までの待ち日数や受診時の待ち時間を短縮することが今後の課題です。スムーズな受診と適切な検査、治療を行うことは何より重要なことと考えます。

自宅退院への援助

当院には地域包括ケア病床が46床あります。この病床は急性期治療を脱したが、在宅復帰に向けて必要な医療及びリハビリテーションが必要な人を対象とした、いわば急性期病床から自宅退院への橋渡しを行う病床です。その他、在宅介護をしているご家族が休むため一時的に患者さんを病院にお預かりするレスパイト入院としてもご利用いただけます。

地域とともに歩む急性期病院

高齢化社会へ突入していくにつれ、急性期病院としての役割は変化していく必要があると思われます。今後も皆様のご指導を仰ぎながら地域医療に貢献してまいります。

令和2年2月吉日   病院長 土居 布加志

院是

我回生病院は之を永遠に維持し人類の疾患を救療し一視同仁博愛慈善をもって院是とす

基本方針

1.高度な最新の医療をやさしく安全に提供します
2.病者の人間性を大事にし、さらにその主体性を尊重し、発揮できる医療を提供します
3.地域の中で求められている医療を提供します
4.病院職員全員がチームとなり、その能力を充分に生かしあう医療を提供します